立春に、世界への扉を開く

YUKA222

2023年02月05日 02:07

久しぶりの後楽園ホールです。



今回パンフが小さかったせいか、うっかりもらい損ね、着席してから
受け取りに行きました。
(B5判? 帝拳興行にしては・・・小さい~)

今回は6試合中5試合が赤コーナーは帝拳選手。
5試合が対戦相手は外国人選手です。
さっそくメインから行きます。

☆メイン フライ級 10R (世界フライ級タイトルマッチ前哨戦)
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) VS ジェイソン・バイソン(フィリピン)
3-0(100-90×3) ユーリ選手



ユーリ選手より小柄で、ライトフライ級ランカーとはいえ、相当筋肉ムキムキ、
締まった身体つきのバイソン選手。
無敗だし、好戦的ということで、ちょっと心配でしたが・・・
はたして、序盤からバリバリ攻めてきました!
しかし今回のユーリ選手は冷静に、しかもアクティブに応戦、1Rから高度で
スリリングな展開が繰り広げられました。


相変わらず、真剣な表情に引き込まれそうです!



荒っぽくパンチを出し続けるバイソン選手。
対するユーリ選手の攻撃も、回を追うごとにバイソン選手に炸裂
するのですが、一向に効いた様子が無いのです。

ユーリ選手、今回は上下の打ち分けも良かったし、ボディも相当
入っていたのに・・・やっぱり倒れない。う~~ん・・・
ここまで頑丈な選手もめずらしい、しかもしつこくパンチを返してくるので、
ユーリ選手もさすがに疲れてしまうのでは?と、最後までハラハラしました。

でも、さすがユーリ選手! 中盤以降は手ごたえを感じたかのように
表情が変わって来たように感じられました。
さすが、王者の貫禄、しっかりしたいい選手になったなぁ~と感慨深いです。
しかしついに倒れず粘り続けたバイソン選手・・・勝敗は判定に。
フルマークでの勝利となりましたが、バイソン選手の信じられないタフさに
会場からは拍手が送られていました。







インタビューで、ちょっと前に左拳を痛め、痛み止めを飲んでいたことを
明かしたユーリ選手。
これには驚きましたが、左拳で闘う自信が持てたということ。
世界前哨戦を、後楽園ホールで闘えてうれしかったと語りました。
さあ、いよいよ次は世界です。
希望の扉を開けて、春はもうそこまで来ています。

(アンダーカードは『続きを読む』に)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆セミ ライト級8R
浦川 大将(帝拳) VS齋藤 眞之助(石川ジム立川)
2R TKO 浦川選手

浦川選手の唯一の黒星の相手が、齋藤選手だそうで、4年ぶりとなる
リマッチ。
トリッキーに攻める齋藤選手だが、浦川選手は落ち着いて応戦、
見事リベンジに成功しました、


ルックスが強烈だった齋藤選手。




【アンダーカード・・・出場順 (赤コーナーはすべて帝拳選手)】

☆ライト級 6R
宮田 彪我 VS エルネスト・カガンパン(フィリピン)
3-0 (58-56×2,59-55) 宮田選手

アマチュアで活躍、6Rデビューの宮田選手。



☆ミニマム級 6R
松本 流星 VS エルソン・トリニダード(フィリピン)
3R KO (2分48秒) 松本選手

やはりアマチュアで活躍の松本選手。
鮮やかに倒し、相手が立ち上がるも10カウントでKO勝ち。
スピーディーでキレのいいワンツーに魅せられました。



☆辻本純兵 VS チョ・ヨンイ (韓国)
3-0 (77-75×2,78-74) 辻本選手


粘り強い韓国選手に勝利の辻本選手。

☆高見 亨介 VS レイマーク・アリカバ(フィリピン)
5R TKO 高見選手

カメラのバッテリー交換していたため、画像無く、すみません・・・


フィリピン選手、いずれも強かったと思います。
帝拳選手応援がかなりの数だったのか、メインの前に多数の観客が
引き上げてしまい、メインの客席は閑散としていました。
もったいないなあ・・・と思いましたが、残ったかたはユーリ選手の
熱心な応援者と思いました。
今回は声出しは許可されていたようですが、バルコニー奪還までには
まだもう少し時間がかかりそうです。
4月以降くらいには、バルコニー観戦、取り戻せることを願います。


関連記事