“野獣”なのか、“天使”なのか・・・・・

YUKA222

2024年05月17日 03:57

超久しぶりの後楽園ホールで、スゴイ試合を観てきました。
約10ヵ月ぶり、肩の怪我からまさしくフェニックスのように甦った
佐々木 尽選手です。



パンフの画像は、先日の予告で載せたので、裏表紙を。
尽選手の意気込みが溢れそうです。


☆WBOアジアパシフィック・OPBF ウェルター級王座統一戦 12R
佐々木 尽 (八王子中屋)VS ジョー・ノイナイ (フィリピン)
5R TKO 佐々木選手 OPBF新王者&AP王座3度目の防衛成功

開場の際、係員のかたに『バルコニー、入れませんか?』と聞くと、
やはり今回はダメとのこと。
がっかりしましたが、逆に今回はそれがラッキーに。
今回は、赤と青コーナーが逆だったのです。
ジムからチケット買う際に、南の後ろのほうにしてほしいと頼んでいたのですが
中央通路寄りのいちばん後ろの端っこ、観やすい出やすいグッドな席です。

ノイナイ選手が入場のあと、いよいよ尽選手・・・・・すると、『オーッ!!』という
歓声が起こり、ライトの光に思わず後ろを振り向くと、なんと南席後方入口から、
後ろ向きになった尽選手が!!



後ろ上段入口からの入場は、てっしーさん以来です。
いや、しかし、あまりに近過ぎて・・・入場して来る姿は撮れませんでしたが・・・
入場の時に尽選手とグローブタッチが出来て、もう感動です。
(私は戸惑って腕もあまり上げてなかったのに、尽選手のほうからタッチして
くれました)もう初めから、クラクラです~・・・バルコニー行かれなくてよかった。





今回の白い衣装もなかなか素敵です・・・歓声に包まれて、いつもながらの
派手な入場。

試合は1Rからヒートアップ。
ノイナイ選手は思ったより、豪快に来るのではなく、慎重に当ててくる感じ。
尽選手はダイナミックに振ります。
大振りの時にカウンター取られたら・・・と初めはひやひやしました。
やはりハードパンチャーの坂選手とノイナイの試合も会場で観戦して
いたので、とにかくノイナイ選手が不気味なイメージで怖くて、試合の写真は
ほぼ撮れませんでした。
というか、ほとんどぶれてしまったのて、すみません・・・

4R終了の公開スコアは二人がフルマークで尽選手でしたが一人はノイナイ
選手。 う~ん、これはちょっと変?



打って来いよと挑発?
尽選手、ガードはしっかり固めているけど、あまりにノイナイ選手に
打たせすぎ・・・と思ったら、唐突にガーっとパンチをラッシュして、打ち出すと
止まらない!
まさに野獣のようで、さすがに倒れないノイナイさんも、思わずグラッと
よろけて、ロープに倒れこみそうになったところで、レフェリーストップと
なりました。



新たに、OPBFのベルトを手に入れた尽選手。



インタビューで、働く人たちへのエールを熱く語った尽選手。
『世界が待ちきれないのでは?』の問いに、
『これが(ベルトを差し)到達点じゃないですから、もっと才能あるので』と
語り、最後は合言葉の、『待ってろ、世界!』と、観客と共に叫んで
シメました。
わずか22歳なのに、溢れるほどの自信は、深いオーラを感じさせます。
後楽園ホールの真ん中で愛を叫び、世界の真ん中で、いちばんの
ベルトを獲ってください。


◇アンダーカードは『続きを読む』に。

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【アンダーカード・登場順】

☆フライ級 6R
梶谷 有樹(八王子中屋) VS 長谷川 優太(熊谷コサカ)
3R TKO 長谷川選手
ヘアが個性的。




☆東日本新人王予選ライト級 4R
鈴木 将斗(本多) VS 山口 聖矢(大橋)
2-1 (38-37×2、37-38) 柳口選手
前半の劣勢を覆して、後半挽回。



☆スーパーライト級 6R
中島 海二(八王子中屋) VS スラサック・シュンムゲェル
2R・KO 中島選手




☆スーパーフライ級 VS 8R
ラードチャイ チャイヤウェード(タイ) VS 中垣 龍太郎(大橋)
3-0 (80-72×3) 中垣選手




☆セミ 日本ユース・スーパーバンタム級タイトルマッチ 8R
津川 龍也(ミツキ) VS 森田 翔大(森岡)
2R KO(2分45秒) 津川選手



ダウンとり、立ち上がったが10カウント。
ユース・スーパーバンタムのハードパンチャー・・・渡士也選手を
思い出しました。あの試合、懐かしいです。


◇試合後、受付近辺でポスターが配布されていたので、いただいて
きました!
『寝室に貼ろうかな?』なんて女性の声も・・・イッキに会場のみなさんの
ハートを掴んだようです。
男女ともに人気ありそうだけど、気の弱いおにーさんとかにも憧れられそう。
帰りは電車で1時間以上立ったけど、気持ちが高揚していて疲れは無かったです。


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