10月最後の、寒い一日。 そんな東京で、これほど熱いドラマを
観られるなんて!!
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なかなか渋いパンフ・・・・・しかし、熱い試合が多かった・・・なにしろ、
7試合中、判定はメインのタイトルマッチだけ。
しかし、そのメインが最も凄かったんです。
明日は(いや、もうすでに今日)仕事なので徹夜が出来ず、とりあえず
メインと、セミ(これも衝撃!)、そして応援していたKG大和ジムの
川村選手の、かんたんな感想だけ書きます。
☆メイン・・・日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 10R
下町俊貴(グリーンツダ) VS 石井 渡士也(RE BOOT)
1-0 ドロー(96-93<下町>, 95-95×2)
1R開始から熱かった渡士也選手。
表情や、すべてに並々ならぬ気迫を感じました。
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距離をとり、渡士也選手のパンチをかわす下町選手。
その老獪な闘いぶりはこの日も生きていました。
しかし・・・渡士也選手のボディ攻撃など、大胆な中にも緻密な技巧が
徐々に、冷静な下町選手を苦しめる展開に。
5R終わっての公開採点は、2-1で下町選手がわずかにリード。
それを聞き、渡士也選手はさらに倒すためのボクシングをぶつけて
いきますが、終盤、大きなピンチが。
9R、猛攻を仕掛けてきた下町選手のパンチに、ロープ際までぐらついた
渡士也選手。 青コーナーに悲鳴が!
私もハラハラで、もう撮影もできません。
なんとかその回をしのぎ、ついにラストラウンド。
両者、ダメージはありありでしたが、最後の最後まで打ち合いは続き、
終了のゴングが。
あれほどのダメージを負ったのに、倒れずにラストで激しくパンチを出し続けた
渡士也選手の凄さに、心から痺れました。
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ドローですから、辛くもベルトを死守した下町選手。
惜しくもベルトを巻くことは叶いませんでしたが、観客の賛辞の声と拍手は
鳴りやまず、この試合で、渡士也選手のファンは倍増するだろうと
思いました。
そして、やはり下町選手は強く、巧かった。 お互いの健闘を称え、気持ちのいい
ほんとうに素晴らしいファイトでした。
両選手に心から感謝です。
◇翌日になり、渡士也選手、8Rに顎を骨折されていたと知り
驚きました。
それなのに、ラストラウンドのあの激しいファイトを思い出し、さらに
びっくり。ボクサーは偉大です・・・
ほんと、今回のファイトは、渡士也選手のファンになった、あのアジアパシフィック
タイトルマッチのスゴイ試合以来で、あれ以上にベストバウトだったと思います。
ゆっくり休んで、またさらにアツイ闘いをみせていただきたいです。
☆おまけ
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ラストラウンドのラウンドガールさん。
今回は衣装が地味めだったけど、よく見たらかなりカワイイかたでした。
☆セミ・・・WBO ・AP スーパーバンタム級タイトルマッチ 12R
T J ドヘニー(アイルランド) VS ジェフ・ラミド(英国)
1R TKO ドヘニー選手
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いや~、びっくりしました。
モンスター選手のスパーリングパートナー、11戦全勝のラミド選手を
一撃でKO。
ドヘニー選手は、以前、中島一輝選手をKOした試合を観戦していたので
強さはわかっていましたが、こんなに速攻で終わるとは思いませんでした。
カウンター? 一瞬で真っすぐに後ろに棒のように倒れたラミド選手。
なんとか立ち上がることはできましたが、唖然としていて、何が起こったか
把握できなかったのではないでしょうか。
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小さな息子さんもリングに上げ、ごきげんなドヘニー選手。
☆アンダーカードは『続きを読む』に。
観られるなんて!!
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なかなか渋いパンフ・・・・・しかし、熱い試合が多かった・・・なにしろ、
7試合中、判定はメインのタイトルマッチだけ。
しかし、そのメインが最も凄かったんです。
明日は(いや、もうすでに今日)仕事なので徹夜が出来ず、とりあえず
メインと、セミ(これも衝撃!)、そして応援していたKG大和ジムの
川村選手の、かんたんな感想だけ書きます。
☆メイン・・・日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 10R
下町俊貴(グリーンツダ) VS 石井 渡士也(RE BOOT)
1-0 ドロー(96-93<下町>, 95-95×2)
1R開始から熱かった渡士也選手。
表情や、すべてに並々ならぬ気迫を感じました。
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距離をとり、渡士也選手のパンチをかわす下町選手。
その老獪な闘いぶりはこの日も生きていました。
しかし・・・渡士也選手のボディ攻撃など、大胆な中にも緻密な技巧が
徐々に、冷静な下町選手を苦しめる展開に。
5R終わっての公開採点は、2-1で下町選手がわずかにリード。
それを聞き、渡士也選手はさらに倒すためのボクシングをぶつけて
いきますが、終盤、大きなピンチが。
9R、猛攻を仕掛けてきた下町選手のパンチに、ロープ際までぐらついた
渡士也選手。 青コーナーに悲鳴が!
私もハラハラで、もう撮影もできません。
なんとかその回をしのぎ、ついにラストラウンド。
両者、ダメージはありありでしたが、最後の最後まで打ち合いは続き、
終了のゴングが。
あれほどのダメージを負ったのに、倒れずにラストで激しくパンチを出し続けた
渡士也選手の凄さに、心から痺れました。
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ドローですから、辛くもベルトを死守した下町選手。
惜しくもベルトを巻くことは叶いませんでしたが、観客の賛辞の声と拍手は
鳴りやまず、この試合で、渡士也選手のファンは倍増するだろうと
思いました。
そして、やはり下町選手は強く、巧かった。 お互いの健闘を称え、気持ちのいい
ほんとうに素晴らしいファイトでした。
両選手に心から感謝です。
◇翌日になり、渡士也選手、8Rに顎を骨折されていたと知り
驚きました。
それなのに、ラストラウンドのあの激しいファイトを思い出し、さらに
びっくり。ボクサーは偉大です・・・
ほんと、今回のファイトは、渡士也選手のファンになった、あのアジアパシフィック
タイトルマッチのスゴイ試合以来で、あれ以上にベストバウトだったと思います。
ゆっくり休んで、またさらにアツイ闘いをみせていただきたいです。
☆おまけ
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ラストラウンドのラウンドガールさん。
今回は衣装が地味めだったけど、よく見たらかなりカワイイかたでした。
☆セミ・・・WBO ・AP スーパーバンタム級タイトルマッチ 12R
T J ドヘニー(アイルランド) VS ジェフ・ラミド(英国)
1R TKO ドヘニー選手
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いや~、びっくりしました。
モンスター選手のスパーリングパートナー、11戦全勝のラミド選手を
一撃でKO。
ドヘニー選手は、以前、中島一輝選手をKOした試合を観戦していたので
強さはわかっていましたが、こんなに速攻で終わるとは思いませんでした。
カウンター? 一瞬で真っすぐに後ろに棒のように倒れたラミド選手。
なんとか立ち上がることはできましたが、唖然としていて、何が起こったか
把握できなかったのではないでしょうか。
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小さな息子さんもリングに上げ、ごきげんなドヘニー選手。
☆アンダーカードは『続きを読む』に。
<順不同>
☆フライ級 6R
川村 栞汰(KG大和) VS 長谷川 優太(熊谷コサカ)
3R(2分18秒)TKO 川村選手
お二人は共に、東日本新人王同士。
川村選手のお洒落な漢字名は「かんた」さんと読むそうです。

長谷川選手のモコモコヘアは、ハロウィンを意識したものか?
(カボチャ・・・そんなことないですね)
序盤から、川村選手、冷静にペースを進めていい感じだったのですが・・・
3R、突然ダウン。
えーっ、と思っていたら、前の席の長谷川選手応援団から、
『気をつけろ! あいつ(川村選手)は、倒されたあとが強いんだぞ!』
そ、そうなんだ・・・? と観ていたら、なんとなんと、その通りの展開に。
立ち上がった川村選手、長谷川選手をロープに詰めて猛反撃!
まったく打ち返せず、そのままストップ。
う~~ん、前の席の方々、よくわかっていらっしゃる・・・。
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静かなイメージだけど、相当な凄味でした。
試合終了後、片渕会長とお話少ししましたが、3Rに倒されたのは想定外
だったそうです。
そして、メインの渡士也選手のことを称え、スゴイね~~!と感嘆の
言葉を・・・。でもお身体のことも心配されていました。
☆フライ級 4R
堀江 堯斗(FLARE山上) VS 水口 滉太郎(大橋)
1R TKO 堀江選手
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1Rに2度ダウンを奪って、速攻快勝です。
☆スーパーフライ級 6R
五十嵐 春輝(湘南龍拳) VS 入稲 福敬(ドリーム)
3R終了KO 五十嵐選手
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入稲選手の傷が深く、ドクターストップ。
傷が、五十嵐選手の有効なパンチによったので、TKO勝利。
☆スーパーライト級 6R
タク・ユン(韓国) VS 木戸口 謙辰(三迫)
6R TKO タク・ユン選手
この試合も最後まで拮抗した打ち合いが続きましたが、
ラストはスタミナが切れたのか、木戸口選手、残念なストップに。
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☆スーパーウェルター級・最強挑戦者決定戦 8R
小林 柾貴(角海老宝石) VS 加藤 寿(熊谷コサカ)
3R TKO 小林選手
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38歳 加藤選手、大応援を受けて大舞台に臨みましたが、3R、
ダウンを喫して立ち上がったが連打されてストップに。
これが最後のファイトになってしまうのでしょうか?
☆今回は赤と青コーナーが逆だったので、少し戸惑いました。
残念だったのは、もうマスクも自由になり、応援も声を上げられるように
なったにも関わらず、いまだにバルコニーが封鎖されていること。
入場の際、聞きましたが、がっかりしました。
カメラマンさんはすべてリングサイドに戻っていて、真っ暗なバルコニーが
空しく、悲しかったです・・・・・もうずっと、このままなのでしょうか。
☆フライ級 6R
川村 栞汰(KG大和) VS 長谷川 優太(熊谷コサカ)
3R(2分18秒)TKO 川村選手
お二人は共に、東日本新人王同士。
川村選手のお洒落な漢字名は「かんた」さんと読むそうです。
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長谷川選手のモコモコヘアは、ハロウィンを意識したものか?
(カボチャ・・・そんなことないですね)
序盤から、川村選手、冷静にペースを進めていい感じだったのですが・・・
3R、突然ダウン。
えーっ、と思っていたら、前の席の長谷川選手応援団から、
『気をつけろ! あいつ(川村選手)は、倒されたあとが強いんだぞ!』
そ、そうなんだ・・・? と観ていたら、なんとなんと、その通りの展開に。
立ち上がった川村選手、長谷川選手をロープに詰めて猛反撃!
まったく打ち返せず、そのままストップ。
う~~ん、前の席の方々、よくわかっていらっしゃる・・・。
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静かなイメージだけど、相当な凄味でした。
試合終了後、片渕会長とお話少ししましたが、3Rに倒されたのは想定外
だったそうです。
そして、メインの渡士也選手のことを称え、スゴイね~~!と感嘆の
言葉を・・・。でもお身体のことも心配されていました。
☆フライ級 4R
堀江 堯斗(FLARE山上) VS 水口 滉太郎(大橋)
1R TKO 堀江選手
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1Rに2度ダウンを奪って、速攻快勝です。
☆スーパーフライ級 6R
五十嵐 春輝(湘南龍拳) VS 入稲 福敬(ドリーム)
3R終了KO 五十嵐選手
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入稲選手の傷が深く、ドクターストップ。
傷が、五十嵐選手の有効なパンチによったので、TKO勝利。
☆スーパーライト級 6R
タク・ユン(韓国) VS 木戸口 謙辰(三迫)
6R TKO タク・ユン選手
この試合も最後まで拮抗した打ち合いが続きましたが、
ラストはスタミナが切れたのか、木戸口選手、残念なストップに。
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☆スーパーウェルター級・最強挑戦者決定戦 8R
小林 柾貴(角海老宝石) VS 加藤 寿(熊谷コサカ)
3R TKO 小林選手
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38歳 加藤選手、大応援を受けて大舞台に臨みましたが、3R、
ダウンを喫して立ち上がったが連打されてストップに。
これが最後のファイトになってしまうのでしょうか?
☆今回は赤と青コーナーが逆だったので、少し戸惑いました。
残念だったのは、もうマスクも自由になり、応援も声を上げられるように
なったにも関わらず、いまだにバルコニーが封鎖されていること。
入場の際、聞きましたが、がっかりしました。
カメラマンさんはすべてリングサイドに戻っていて、真っ暗なバルコニーが
空しく、悲しかったです・・・・・もうずっと、このままなのでしょうか。
この記事へのコメント
おはようございます。
すごい試合でしたね。
メインだけでなく、セミもセミセミも、て言うか、今回の興行全体が熱くて激しくて、いい興行でした。
何より、前座とかで、「秋葉原で買い物するついでにリングに上がった」みたいな、すぐに寝ちゃうタイ人ボクサーがおらず、出場した選手全員が「勝ちにきて」いて(本来、これが当たり前なんですが・・・)、ホント、オープニングからスリリングな試合ばかりでしたね。
で、肝心のメインですが、これ、お世辞抜きに、私が今年、ナマ観戦した中でも一番熱くなった、本当に「手に汗握る激闘」でした。
こんなにいい闘いを見ることができて、幸せに思いますし、あらためて下町、石井両選手に敬意を表したいです。
試合ですが、当初、私は、下町が「ヌルっ」と捌いていくのかな・・・なんて思ってました。
実際、1ラウンドは下町が試合をコントロールしようとしていましたが、2ラウンド以降、石井の接近戦に巻き込まれて、以後のラウンドは、常に石井の土俵で戦っていましたね。
うーん、どうなんでしょう、下町としては離れて闘いたいのに石井の踏み込みの鋭さが上回ったのか・・・?
それとも、3ラウンドにいいのを当てた下町が、「打ち合いでもイケる」って判断したのか・・・?
ま、いずれにせよ、最終ラウンドまで休むことなく攻め続けた石井のスタミナも凄かったですし、中盤以降、ガス欠気味になりながらも、最後まで闘志を持ち続けた下町も凄かったです。
ちなみに、私個人の見た感じですが、1、3、8、9ラウンドが下町、2、4、5、6、7、10ラウンドが石井で石井の勝ち(9ラウンドは10-8下町で、スコアは95対94)でした。
長文、失礼しました。
これから始発の新幹線で帰ります。
すごい試合でしたね。
メインだけでなく、セミもセミセミも、て言うか、今回の興行全体が熱くて激しくて、いい興行でした。
何より、前座とかで、「秋葉原で買い物するついでにリングに上がった」みたいな、すぐに寝ちゃうタイ人ボクサーがおらず、出場した選手全員が「勝ちにきて」いて(本来、これが当たり前なんですが・・・)、ホント、オープニングからスリリングな試合ばかりでしたね。
で、肝心のメインですが、これ、お世辞抜きに、私が今年、ナマ観戦した中でも一番熱くなった、本当に「手に汗握る激闘」でした。
こんなにいい闘いを見ることができて、幸せに思いますし、あらためて下町、石井両選手に敬意を表したいです。
試合ですが、当初、私は、下町が「ヌルっ」と捌いていくのかな・・・なんて思ってました。
実際、1ラウンドは下町が試合をコントロールしようとしていましたが、2ラウンド以降、石井の接近戦に巻き込まれて、以後のラウンドは、常に石井の土俵で戦っていましたね。
うーん、どうなんでしょう、下町としては離れて闘いたいのに石井の踏み込みの鋭さが上回ったのか・・・?
それとも、3ラウンドにいいのを当てた下町が、「打ち合いでもイケる」って判断したのか・・・?
ま、いずれにせよ、最終ラウンドまで休むことなく攻め続けた石井のスタミナも凄かったですし、中盤以降、ガス欠気味になりながらも、最後まで闘志を持ち続けた下町も凄かったです。
ちなみに、私個人の見た感じですが、1、3、8、9ラウンドが下町、2、4、5、6、7、10ラウンドが石井で石井の勝ち(9ラウンドは10-8下町で、スコアは95対94)でした。
長文、失礼しました。
これから始発の新幹線で帰ります。
Posted by 桃色竿(乗車前) at 2023年11月01日 05:59
>桃色竿さん
遅くなってすみません。
観戦、おつかれさまでした。
ほんとうにスゴイ試合で、現地で観られてよかったです。
(年間最高試合にしたいです)
私は、採点はしていないのですが、下町選手がわずかに
逃げきったかな??と思いました。ポイント的には・・・・
ただ、渡士也選手の気持ちと情熱みたいなものの大きさに、
打ちのめされたように感じ、心が震えました。
ボクシング、やっぱり素晴らしい。
少し先になりますが、ユーリ選手の時は、また会場で!
遅くなってすみません。
観戦、おつかれさまでした。
ほんとうにスゴイ試合で、現地で観られてよかったです。
(年間最高試合にしたいです)
私は、採点はしていないのですが、下町選手がわずかに
逃げきったかな??と思いました。ポイント的には・・・・
ただ、渡士也選手の気持ちと情熱みたいなものの大きさに、
打ちのめされたように感じ、心が震えました。
ボクシング、やっぱり素晴らしい。
少し先になりますが、ユーリ選手の時は、また会場で!
Posted by YUKA222
at 2023年11月03日 01:20
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